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硬水・軟水の使い分け
ミネラルウォーターの基礎知識
硬水・軟水の使い分け
水は化学的な構造上、アルコール等と同じように、物の香りや味を引き出す力があります。
ミネラルの少ない軟水の方が香りを抽出する力が強いので、緑茶やウィスキーなど、繊細な香りを楽しむものには、軟水を用いた方がいいとされています。
お料理に関しては、基本的に和食には軟水を、洋食には硬水が適していると言われます。
コーヒーに関しては、水に含まれるミネラル分であるカルシウムやマグネシウムが多すぎると、コーヒーの主成分であるカフェインや良質のタンニンの抽出がさまたげられてしまいます。
また、コーヒーの苦味成分は、硬度の低い水(軟水)には溶解しにくく、高い水(硬水)に馴染む性質があります。
マイルドなコーヒーを飲むのなら軟水、苦味の強いコーヒーを飲むのなら硬水で入れると、より味わいを楽しむことができます。
| 軟水 | 硬水 | |
|---|---|---|
| 日本茶・紅茶 | ○
緑茶の渋み・苦味を楽しむことができる |
○
渋みが緩和され、マイルドになる |
| コーヒー |
○
・豆本来のの特徴がわかりやすい・酸味をより感じやすい ・マイルドな味わいを楽しめる |
○
・苦味をより感じやすい・香ばしい香りが強い |
| 和風だし (昆布やカツオ) |
○
グルタミン酸・イノシン酸などのうまみ成分が抽出され易い |
×
うまみ成分をうまく抽出できない |
| 洋風だし (特に牛肉) |
×
肉の臭み成分まで抽出されてしまう |
○
牛肉、牛骨に含まれている血液や小さな肉片とカルシウムが結合、硬蛋白質(アク)として抜けるので、臭みの無い澄んだスープに仕上がる |
| 肉料理 | ×
肉の臭み成分まで抽出されてしまう |
○
肉の蛋白質とカルシウムが結合、硬蛋白質(アク)として抜けて、いい味がでる |
| 炊飯 | ○
ご飯の良い香りを引き出し、ふっくらと炊き上がる |
×
米の植物繊維にカルシウムが結合し、表面の固いパサパサした感じに |
